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ダイヤモンドUV(紫外線)接着

UV(紫外線)接着というものがあります。紫外線硬化樹脂と呼ばれることもあるこの接着方法は接着剤に紫外線を数秒当てると硬化してものとものを接着するのです。

TBS「マツコの知らない「接着剤」の世界」(2020年1月放送)でも、この接着剤については話題にあがっていました。

ボンドは無色透明で、紫外線を当てるだけで即時接着できるのは作業上非常に効率がよく、この方法を用いてジュエリーを作っているブランドがありました。そこではクリスタルと金を接着させていました。

取れないか気になって聞いてみると「取れたことはない」とのことです。

それではダイヤモンドではどうでしょうか?

さっそく市販されているUV接着剤を買ってきて試してみました。

その説明書には接着可能な素材と使用できないものの記載があります。

■接着可能:金属、木材、プラスチック、石、レンガ、ガラス、セラミックなど
■使用できないもの:ポリエチレン(食品容器等)、ポリプロピレン(CDケース等)、フッ素樹脂(テフロン)、シリコーンゴム(パッキン等)、食器のひび割れ、接着面積が小さいもの、発泡スチロール、アクリル樹脂等

結果はいかに??

ダイヤモンドはくっつきしますが、比較的弱い力で取れてしまいます。

※写真手前のブラウンの石がダイヤモンド、奥がガラスです。

その一方でガラスは相当な力を加えないと取れませんでした。

接着面をみると、ダイヤモンド自体に接着剤が接着・接合している形跡はありませんでした。

このUV接着の原理は接着剤と物資の分子が結合するところにあります。

※参照:https://www.ipros.jp/technote/basic-adhesive/

ダイヤモンドは炭素が強固に結合した物質で非常に安定しているため紫外線をあててもその分子が不安定になることはなく接着剤と結合することができなかったとみています。

弊社が研究開発してきたダイヤモンドと金とのろう付けも実はこの分子の結合を利用しています。

今のところダイヤモンドを金属に接着させるのはろう付け(特殊なろう材と機械を使って)を行う以外にはなさそうです。

ブランドマネージャー 北川大輔
ANOTHER DIAMOND
https://anotherdiamond.jp