ダイヤモンドライクカーボンという魔法
「ダイヤモンドライクカーボン」という技術が世の中にはあります。
ダイヤモンドに似た性質の膜を物質の表面に薄く貼る技術を指します。
ダイヤモンドライク(Diamond-Like)、文字通り「ダイヤモンドのような」です。
この技術によって、物質に非常に硬く、摩耗に強く、表面が滑りやすく、腐食に強く、化学的に安定で、生体反応にも強くなるというダイヤモンドの特徴を与えることができるという「魔法」をかけることができます。
この技術が今注目を集めています。
ものを磨いたり、削ったりする場面では以前から使われていましたが、上記の特徴をもつということで腕時計、ゴルフクラブ、自動車部品、冠動脈用ステンドなど工業分野のみならず医療など多方面でも期待されていて、そして何より新型コロナウィルスに対しても医療ディバイスや生活用品に抗菌性をもたせる表面処理技術として注目されているとのこと。
ダイヤモンドの力でウィルスを撲滅するところまではいかないにしても、予防・対策の一助としては期待できそうです。
参考:日刊工業新聞2020年11月16日14面
ブランドマネージャー 北川大輔
ANOTHER DIAMOND
https://anotherdiamond.jp