BLOG

あなたの知らないもうひとつのダイヤモンドあなたの知らないもうひとつのダイヤモンド

すべては経験

大学一年生の春休みに韓国を一週間ほど一人旅しました。

いわゆるバックパッカーです。

そのときは携帯電話やインターネットが普及しておらず(正確に言えば、普及し始めていたが私自身がそれについていけておらず)、「地球の歩き方」片手に宿を探し、観光をした旅でした。

初めての海外です。

見るもの全てが珍しく、飽きることなく一日中ソウルの街を歩いていたことを思い出します。

泊まる宿も予約せずに(できずに)行ったため、安めの宿を見当をつけて、フロントに「Do you have room?」と聞いていました。

全部で5泊したのですが、2泊は当てにしていた宿が満室になっており、途方にくれたことを記憶しています。

特に宿がないという状況の最初の一泊目は、言葉も通じない異国でただ一人、、、不安で一杯です。

最終的にはモーテル(日本のラブホテルのようなところ)に泊まることになったのですが、チェックインしても、外にご飯を食べに行っても、帰ってきて横になっても、お金を盗まれるんじゃないか?誰か入ってくるんじゃないか?二重に宿泊料を請求されんじゃないか?などと不安の種はつきませんでした。

翌日は早起きをして、朝の6時ごろにはホテルを出たのを覚えています。

さて、旅の最終日も同様に宿がない状況でした。

地図を見ながら細い路地を歩き、目当ての宿にたどり着いたものの部屋がないと聞いたときは座り込んでしまいました。

ただ、不思議とその時に焦りのようなものはなく「なんとかなるんじゃないか?」という達観したような気持ちにもなっていました。

なぜでしょうか?

海外や韓国という国に短い時間であったものの「慣れ」が生じていたというのもそうですが、やはりその前に同じような状況を経験していたからでしょう。

「なんとかなる」と思って次の策があったわけではなかったのですが、ただその心の落ち着きは非常時でも幾分かは冷静に判断ができる精神状態だったと思うのです。

昨日息子が寝る前に「外国の話をして」と頼まれたのでそんなことを思い出しましたが、改めて「経験」というのはかけがえのないものですね。

ブランドマネージャー 北川大輔
ANOTHER DIAMOND
https://anotherdiamond.jp