ダイヤモンド研磨 馬
ものを作るときによく3つの要素が大事であるといわれます。
技術・道具・機械
ダイヤモンドの研磨もまさにそうです。
ダイヤモンドの研磨は、機械化やIT化が進んで現代においても、何百年も昔から変わらない手法で行われています。
ダイヤモンドパウダーを回転台に塗って、ダイヤモンドを押し当てて研磨する。
なかなか人の手から離れません。
だからこそ、人の感覚や手際のよさがものをいう世界。
そして、それを支えるのが道具です。
写真は、我々の世界では「馬(うま)」と呼ばれるダイヤモンドを固定し自由に動かし、研磨をするための道具です。
世界中のダイヤモンド研磨工房で使われているこの馬は、どこもほぼ同じ形をしています。
ただ、残念ながら日本では売っておりませんので、弊社ではダイヤモンド研磨の本場・インドに行きその道具を購入し、自社内でカスタマイズして使っています。
自分の研磨したい場所をしっかり出せるか?
研磨途中に動いたりしないようにしっかり固定できるか?
道具が傷んだりしない留め方か?
目指すところは、これが熟練の職人でなくてもできるようにする道具です。
つまり、誰でも使いやすい道具。
それができればダイヤモンドの研磨も多くの人に広がっていくと信じています。
ブランドマネージャー 北川大輔
ANOTHER DIAMOND
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