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あなたの知らないもうひとつのダイヤモンドあなたの知らないもうひとつのダイヤモンド

ダイヤモンドとアフリカの労働

新聞記事をきっかけに知り合ったフォトグラファー青木弘さんとアーティスト高津央(こうづなかば)さん。このお二人が立ち上げた中央アフリカと平和に関するプロジェクト(http://www.peaceis.space)の写真展に行ってきました。内戦がまだ残る中央アフリカで平和の意味を考えそれを実践されています。同時に生のダイヤモンドの採掘現場を知る日本では数少ない方々でもあります。

天然ダイヤモンドがアフリカでは紛争の資金源や労働力搾取という負の側面があり、国際的に非難されています。ダイヤモンドの国際輸送には「キンバリープロセス」という、そのようなこととは無関係である証明書が必要とされており、多くの宝飾ブランドはうちのダイヤモンドは問題がないことをうたっています。また、人工ダイヤモンドも天然ダイヤモンドのその問題を突いて、環境も人も傷つけないクリーンなイメージで販売されています。

しかし、、、

これまでダイヤモンドの採掘現場を実際に行ったことがある方は青木さん、高津さんを含め4人しか会ったことがありません。私もこの目で確かめたいと思っていろいろルートを探りましたが、ダイヤモンドの鉱山の扉は固く閉ざされています。

青木さんはこうおっしゃっていました。

「実際にはダイヤモンド採掘現場の近くに労働者の家があり家族がいる。彼らは採掘という仕事をして家族を養っている。その一方で仕事にもつけなく稼ぎもない人もいっぱいいる。」

『黒人が泥だらけで働いている姿=搾取』ではないはずです。仕事をしているのです。「うちはクリーンなダイヤモンド」とうたっているジュエリーブランドにお聞きしたいことがあります。

実際に採掘現場に行きましたか?
あるいは写真か映像で見たことはありますか?
それはメディアの伝えたいことだけが表現された偏ったものではないですか?
行ってきた人の声を聞きましたか?
紛争って何ですか?
搾取って何ですか?
自然破壊って何ですか?
人工ダイヤモンドを作るときに必要な膨大な電力は自然破壊と無関係ですか?
お持ちの証明書は信頼できるものですか?
(キンバリープロセスの発行手続きは国によってまちまちで形骸化していると個人的に思っています)

そもそもダイヤモンドの原石を見たことがありますか?

ダイヤモンド業界はクローズで硬直的な側面がある故に実際に見たり、実態を知り得ることが困難です。天然ダイヤモンドや採掘現場が一方的に負の側面だけで伝えられるのではなく、可能な限り実物と実態をもってダイヤモンドの価値をお伝えしていきたいと考えています。

ブランドマネージャー 北川大輔
ANOTHER DIAMOND
https://anotherdiamond.jp